.NET用PDFコンバータ
.NET用PDFコンバータの紹介
.NET用PDFコンバータは、さまざまなファイル形式をPDFドキュメントに変換できる強力なプラグインです。このガイドでは、利用可能な機能の概要と、C#でのコード例を提供して、始めるための手順を説明します。
ExcelファイルをPDFに変換する
ExcelファイルをPDFに変換するには、Aspose.Cells
名前空間を使用できます。以下は単純な例です:
using Aspose.Cells;
// Excelファイルを読み込む
Workbook workbook = new Workbook("example.xlsx");
// ExcelファイルをPDFに変換する
workbook.Save("output.pdf", SaveFormat.Pdf);
この例では、Workbook
クラスを使用してExcelファイルを読み込み、Save
メソッドを使用してPDFファイルとして保存します。
画像をPDFに変換する
画像をPDFに変換するには、System.Drawing
名前空間とAspose.Cells
を組み合わせて使用できます。以下は例です:
using System.Drawing;
using Aspose.Cells;
// 新しいワークブックを作成する
Workbook workbook = new Workbook();
// 画像をワークブックに追加する
Worksheet worksheet = workbook.Worksheets.Add();
worksheet.Pictures.Add(1, 1, "image.png");
// ワークブックをPDFに変換する
workbook.Save("output.pdf", SaveFormat.Pdf);
この例では、画像ファイルを読み込み、新しいワークブックに追加してから、ワークブックをPDFファイルとして保存します。
PDF出力のカスタマイズ
PdfSaveOptions
クラスが提供するさまざまなオプションを使用して、PDF出力をカスタマイズできます。例:
using Aspose.Cells;
// Excelファイルを読み込む
Workbook workbook = new Workbook("example.xlsx");
// 新しいPdfSaveOptionsオブジェクトを作成する
PdfSaveOptions options = new PdfSaveOptions();
// PDF圧縮を設定する
options.PdfCompression = PdfCompressionCore.Flate;
// 準拠レベルをPDF/A-1bに設定する
options.Compliance = PdfCompliance.PdfA1b;
// カスタムオプションでExcelファイルをPDFに変換する
workbook.Save("output.pdf", options);
この例では、新しいPdfSaveOptions
オブジェクトを作成し、圧縮と準拠レベルを設定します。次に、このオブジェクトをSave
メソッドに渡して、カスタムオプションでExcelファイルをPDFに変換します。